ごあいさつ



  私たち「ミュージックセラピー♪オンタイム♪」は、「音楽の力でお役に立てること」をモットーとするボランティア演奏グループです。

それぞれに活動していた歌好き・楽器好きの人、リタイヤー後の居場所探しをしていた人達が集まり、自分たちも演奏を楽しみながら「何か社会・地域のお役に立てれば」として現在の「歌声サロン」を始めたのが♪オンタイム♪の原点です。
  演奏会の企画・構成・立案、開催会場、練習場所、サポートメンバーの体制作りなど、多くの皆さんのご理解とご支援・ご協力をいただき、2012年に現在のスタイルが出来上がりました。 今も、メンバーがそれぞれに役割を分担して、楽しみながら手作りの演奏会を行っています。

  私たちの「歌声サロン」は、「聴きに来てもらう」のではなく「歌いに来てもらう」ための演奏会です。 曲のジャンルは唱歌・童謡・抒情歌・懐メロ・歌謡曲・フォークソングと幅広く、その時々の季節の歌や参加者に合わせた曲を選び、歌詞をスクリーンに映し出しソングリーダーに合わせみんなで一緒に楽しく歌います。 ただ歌うだけでなく、進行における軽妙なトークも魅力の一つです。 

  このような定例「歌声サロン」を、草津・近江八幡・守山で開催(草津は2回/月、近江八幡は1回/月、守山は隔月開催)しています。 
更に、年に数回ですがチャリティ・謝恩コンサートとして障がいを持つ子どもたちを招いた「福祉歌声サロン」・「周年記念コンサート」等を行っており、集まった収益金は草津会場でのチャリティー募金と合わせ、毎年「東北震災復興支援」「児童虐待防止(オレンジリボン運動)支援」等に寄贈しています。

  また、「出前歌声サロン」を、老人・福祉・障がい者施設、地域の自治会・コミセン・各種団体などの催しにもご要望に沿って企画し、機材一式を持参して訪問活動を行っています。 近年、各団体からの要請が増えて年間70回程のステージとなっており調整が必要なケースもありますが、可能な限りご要望に応えるべく努力しています。

近年、音楽は一つの医療法として医学的にも認知症予防などの効果に注目が集まっていますが、特に大きな声を出して歌うことは脳の活性化・心身の健全な発散といったセラピー効果があると言われています。 そして、定期的に仲間が集うことで高齢者の居場所づくり、仲間づくりの機会提供の場としても貢献できれば大変嬉しいことです。
  
  私たち「ミュージックセラピー♪オンタイム♪」は、グループ名であるオンタイムの「オン」に込めた「音・恩・温」の心を大切にしながら、来ていただいた皆さんの楽しみ・喜こびの最大化を目指しつつ、私たちメンバーもその楽しみを共有し演奏技術に磨きをかけジャンルの幅を拡げるなど研鑽していきます。

                            2015年11月16日(記)